障害平等研修(DET:Disability Equality Training)とは、
障害者自身がファシリテーター(進行役)となって進める対話型の障害学習です。
自治体や学校、企業などの組織を対象に発見型学習という対話に基づく方法を用い
障害者を排除しないインクルーシブな組織づくりを参加者と一緒に考えていく研修です。
世界約40ヶ国で当事者ファシリテーターが育成されDETに取り組んでいます。
日本では東京オリンピック・パラリンピック大会の ボランティア研修に採択されたり、
海外航空会社や大手スーパーマーケットでも 実施されています。
日本では、様々な企業、学校、行政、一般市民向けの研修などに取り組んでいます。
障害平等研修とは
障害平等研修は1990年代後半から英国で障害者差別禁止法の推進のための研修として発展しました。
世界的な流れを見ると、2006年に障害者権利条約が採択され、
「障害」は個人ではなく社会の側にあり、「障害者の権利と尊厳を保障する」
という考え方が世界に広まりつつあります。
茨城県でも2015年4月に
「障害のある人もない人も共に歩み幸せに暮らすための茨城県づくり条例」(障害者権利条例)が、
国では「障害者差別解消法」が2016年4月に施行されています。
こうした動きを背景に、日本を含む世界では
「社会にある障害を取り除くこと」がまさに求められています。
DETいばらきはその新しい規範を理解し実行するための手段であるDETを通して
障害者の社会参加を推進することをミッションとし、茨城県及び全国での活動をしていきます。
ミッション
メンバー紹介
写真協力:zenico、柴田大輔
DETいばらき代表
高橋 成典
Masanori Takahashi
登録ファシリテーター
鈴木 仁美
Hitomi Suzuki
認定Aファシリテーター
八木 郷太
Kyouta Yagi
登録ファシリテーター
三浦 大輔
Daisuke Miura
登録ファシリテーター
稲田 康二
Yasuji Inada
登録ファシリテーター
金栗 聡
Satoshi Kanaguri
登録ファシリテーター
川端 舞
Mai Kawabata
写真協力:zenico、柴田大輔